お子さんのお口の健康を守るために
お口に何かトラブルが起こってから、ようやく歯科医院を受診する方がほとんどです。しかしムシ歯になってからの受診だと、治療時に痛みを伴ったり、 治療に時間やお金がかかったりしてしまいます。治療の痛みは心理的負担を大きくし、ますます歯科医院へ足が遠のくことにもなりかねません。
通院で、トラブルの予兆を早期発見することができる診査と、ホームケアだけでは行き届かないところをプロがケア(クリーニング)を行います。定期的に来院することで健康なお口を維持することができるのです。予防のために通院する習慣が身につけば、病気を未然に防ぐことができるでしょう。
お子さんの歯を守る3つのポイント
小学生になると、ムシ歯だけでなく歯周炎にも気をつける必要があります。
食生活や生活習慣に気をつけましょう
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バランスを考えた食事を摂ることはもちろんですが、顎の成長のためによく咬むことが大切です。
スポーツや塾などの習い事があると、食事の回数や量にも注意が必要です。スポーツドリンクを頻繁に飲むこともムシ歯や歯周病のリスクが高くなる要因となります。
クセを直しましょう
- 顎の骨の成長不足や、歯並びが悪くなる原因の1つに、日常的に行っているクセがあります。指しゃぶり、ほおづえ、爪咬み、食べ物の丸のみ(咬まない)、うつぶせ寝などです。また、口をぽかんと開けていること、口で呼吸するクセも関係があります。気になることをご相談ください。
定期検診を受けましょう
- 小学生になると仕上げ磨きをすることが難しくなりますが、子どもだけの歯磨きでは不十分な場合が多くあります。歯磨きの練習や、クリーニングを受けに歯医者へ行きましょう。また、生え変わりもありますのでお口の中の状態を知っておくことが大切です。